会計事務所の広告マンガ 75 不正のトライアングル④

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2014.8.25
不正のトライアングル④
沖昇吾公認会計士事務所

この図を使えば不正の発生が予測できるのね?

予測は無理だけど、不正のリスクを整理して考えるときに便利だね。

例えば、こんな会社は

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経営者の権力が強大。いわゆる「ワンマン社長」

当社としか取引していない取引先、つまり当社と一蓮托生の取引先がある。
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他社と比べて粉飾決算のリスクが高いかも知れない。

なんで?

前回の「機会」につながるんだ。

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[社員]も[取引先]も協力してくれるはずだ。
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どちらも協力してくれそうね!


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会計事務所の広告マンガ 74 不正のトライアングル③

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2014.8.17
不正のトライアングル③
沖昇吾公認会計士事務所

これを粉飾決算にあてはめるとこうなる。

動機

これ以上赤字が続くと銀行からの融資が止まる。

もう倒産だ。

深刻ね。

機会

書類上だけ売上を水増しすればいいじゃないか。

社員も取引先も協力してくれるはずだ。

粉飾決算の機会がある、と。

正当化

社員のためにも倒産できない。

今さえ乗り切れば業績も回復する。

事態が悪化してから発覚するパターンだ!


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会計事務所の広告マンガ 73 不正のトライアングル②

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2014.8.10
不正のトライアングル②
沖昇吾公認会計士事務所

横領する人を例として、3つの条件を説明しよう。

動機

借金が返せない。
家賃も払えない。

ベタな動機ね。

機会

会社の現金を扱っている。
誰も帳簿をチェックしていない。

お金を持ち出す機会があるのね。

正当化

少し借りるだけだし。
今までのサービス残業を合わせたらこれでも足りないし。

身勝手なことを言い出した!


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会計事務所の広告マンガ 72 不正のトライアングル①

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2014.8.3
不正のトライアングル①
沖昇吾公認会計士事務所

そういえば、監査って粉飾や横領は調べないの?
監査の目的は、決算書等の信頼性の保証だから、不正行為の発見は目的としていないよ。

でも、粉飾されたら決算書も信頼できないよね?

そうだね。だから不正の起きるリスクに留意する必要はある。

不正の起きるリスクは、「不正のトライアングル仮説」を使うと考えやすいよ。
これは、3つの条件がそろった時に不正が起こる、という仮説だよ。

動機
機会
正当化

条件さえそろえてやれば、誰にでも不正を働かせることができる、
ということですな?

悪役のセリフだね。


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